1951-05-17 第10回国会 参議院 運輸委員会 第18号
これが船腹増強対策の進行模様でございまして、我が国の造船の能力からいたしますると恐らく本年の秋から冬の初めにかけまして、只今船台に載つております船が逐次進水いたしますると兵に、能力の過剰を訴えまして次の新造ができ得る事態になる、その時期にはなんとかしてもう一度、七次の後半というふうな言葉で呼ばれておりまするが、そういうような造船計画を実現しなければならないと考えておるような次第でございます。
これが船腹増強対策の進行模様でございまして、我が国の造船の能力からいたしますると恐らく本年の秋から冬の初めにかけまして、只今船台に載つております船が逐次進水いたしますると兵に、能力の過剰を訴えまして次の新造ができ得る事態になる、その時期にはなんとかしてもう一度、七次の後半というふうな言葉で呼ばれておりまするが、そういうような造船計画を実現しなければならないと考えておるような次第でございます。
船腹増強対策の一環としてこれをやろう、かように考えております。
本日は午前中新電力会社の発足に関連いたしまして自発並びに公益事業委員会側の意見を聞き、午後は船腹増強対策につきまして、運輸大臣並びに当局との間に質疑を行います。
○政府委員(岡田修一君) 外国船の購入でございまするが、私どもこの船腹増強対集を立てました場合に、飽くまで船腹増強対策の中心は新造である、今外国から買いまする場合に、多くはまあ船齢三十年或いはそれ以上の老齢船しか手に入らないであろうというところから、新造中心の政策をとつておるのでございまするが、併し新造は七、八カ月或は一年を要する。早急の間に合わない。
まあ私ども船腹増強対策を立てまする場合に、大体その能力を見て、その能力のフル稼働という形を目指して増強対策を立てておるのであります。多少外国船の注文もございまするし、従つて四十万縦トン建造という二十六年度対策がまあ日本の造船能力にマッチした計画である、そんなように考えております。
○菊川孝夫君 余り何するのはやめますが、これでおきますが、要は船腹増強対策とこれは切り離せない問題だと思う。だから秘密会でもよろしうございますから、もう少し具体的に……。海運局長逃げておられるようですが、船腹増強対策と切つても切れん問題だと思いますので、この問題は盛んに各方面で演説会や何かあると、すぐそれを取上げて論ぜられているから、もつと明らかにすべきだと思う。